GA4で外部リンクのクリック数を計測・確認する方法

haru

ブログの成果分析において、おすすめは「3. 発展:特定の広告だけを抽出して見る方法(探索機能)」の手順です。

1. 準備:自動計測が「オン」か確認する

まずは、Googleアナリティクス(GA4)がページ内のクリックを正しく拾える設定になっているかを確認します。

  1. GA4画面の左下にある [管理(歯車アイコン)] をクリックします。
  2. 「データの収集と修正」というメニューの中にある [データストリーム] を選択します。
  3. 表示された一覧から、自分のブログのURL(データストリーム)をクリックします。
  4. 「拡張計測機能」の欄の右側にある [歯車アイコン] をクリックします。
  5. 「離脱クリック」の項目がオン(青色)になっていることを確認し、保存します。
    • これで、外部のサイトへ飛ぶリンク(アフィリエイト広告や養成所のリンクなど)は、すべて自動でバックグラウンド計測されるようになります。

2. 確認:どこで「クリック数」を見るか

計測された基本的なデータは、以下の手順に沿って標準レポート画面から確認できます。

  1. 左メニューの [レポート][エンゲージメント][イベント] の順番にページを開きます。
  2. イベント名の一覧(テーブル)から click というイベント名をクリックします。
    • ※一覧に click が表示されない場合は、まだブログ内のリンクを誰も踏んでいない状態か、設定を行った直後のためデータ反映待ち(最大24時間程度)の可能性があります。
  3. 画面を下方へスクロールし、「リンクURL(link_url)」と書かれたカード(データ枠)を探します。
    • このカード内に、「どの外部URLへ何回遷移したか」というURLごとの具体的な回数が集計されて表示されます。

【追加】標準レポートと「探索機能」の違い

GA4の「標準レポート」は、サイト全体の概況を素早く確認するのに適していますが、表示されるデータの項目があらかじめ固定されており、細かい絞り込み(フィルタリング)がしにくいという側面があります。

一方、後述する「探索機能」は、自分がチェックしたいデータ項目(特定の広告URLなど)だけを自由に抽出し、クロス集計できる強力な分析機能です。また、データの保持期間(標準では2ヶ月、設定変更で最大14ヶ月)においても、探索機能を使うことで過去に遡った中長期的なクリックの推移を正確に追うことが可能になります。

3. 発展:特定の広告だけを抽出して見る方法(探索機能)

「特定の養成所のバナー広告だけを詳しく計測したい」「特定の商品リンクの成果だけを絞り込みたい」という場合に役立つ、実務的な分析手順です。

① 左メニューにある [探索] をクリックし、一番左にある [空白(自由形式)] のテンプレートを選択します。

② 画面左側の「変数」パネルにある「ディメンション」の右の 「+」ボタン を押し、「リンクURL(link_url)」を検索してチェックを入れ、画面右上の「インポート」をクリックします。

※GA4の操作上の注意点として、この「ディメンション」枠の「+」から対象となる項目をはじめに探してインポートしておかないと、右隣にある「設定」パネルの内訳などの欄に選択肢として表示されません。慣れるまでは非常に分かりづらい仕様の仕様になっているため、必ず「まず探してインポートする」という手順を意識してください。

※データを見やすくするために、ここでは折れ線グラフ(または自由形式の表)のレイアウトを選択して成形します。

③ 同様に、その下にある「指標」の右の 「+」ボタン を押し、「イベント数」を検索してインポートします。

④ インポートが完了したら、変数パネルにある「リンクURL」を右側の設定パネルの「行(または内訳)」の欄へ、「イベント数」を「値」の欄へ、それぞれドラッグ&ドロップで配置します。

これで、ブログ内に掲載している広告主のURLごとの純粋なクリック数だけが綺麗に並んだ「専用レポート」が画面の右側に完成します。

【追加】計測データを元にしたブログの具体的な改善方法

クリックデータが集まったら、それを元に実際のブログの成約率を高める改善を行います。例えば、アクセス(表示回数)が非常に多いのにもかかわらず、特定のバナー広告のクリック数が極端に少ない記事を発見した場合、それは「読者の検索意図と広告がマッチしていない」か「広告の掲載位置が視認しにくい」という技術的な課題が浮き彫りになります。

こうしたページを見つけたら、広告バナーの配置をテキストリンクに変えて自然な文章の流れの中に置き換えたり、見出しのすぐ下などのクリックされやすい位置へ移動させたりして、データをもとにした効果的なリライトを施していきます。

ジェームズ・クリアー流「データ活用システム」

  • 1%の改善: 「クリック数 ÷ 記事の全体表示回数(またはPV)」を計算し、広告の純粋な反応率(クリック率)を算出してみましょう。数字を把握して反応が悪い場所を少し見直すだけで、のちに「複利」のようにサイト全体の収益やアクセスが伸びていく可能性を秘めています。
  • 2分ルールの習慣: 探索機能で一度作成した上記の専用レポートは、設定を維持したまま保存しておくことができます。週に一度、スマートフォンのカレンダー等にリマインダーをセットし、2分間だけその画面を眺める習慣を確立しましょう。データという客観的な事実の変化にいち早く気づくことが、ロジカルなブログ運営者としての自身のアイデンティティをより強固なものにします。

今回の一連の設定手順を一度メモやブログの管理ノートに残しておけば、将来的にASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)や広告主、協賛の担当者から「最近のサイト内での成果や反応はいかがですか?」と尋ねられた際にも、焦ることなく即座にGA4を立ち上げて客観的な数字(エビデンスデータ)を明確に提示できるようになります。仕組みを理解して、スマートな分析環境を整えていきましょう。

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
はちみつ
はちみつ
web作成・運営・ブロガー
別で250万アクセスのサイトを運営しています。そのサイトの運営のために対策したことを書いています!
記事URLをコピーしました